砺波平野の冬は、北西から冷たい季節風が吹き付けるため、庭の北西側に厚く樹木が植えられています。

主に植えられるのは、冬でも葉が落ちない常緑樹で、成長も早いスギです。また、スギの落ち葉は「スンバ」と呼ばれ、乾燥させると非常によく燃えるため、燃料として活用されました。
また、食料を実らせるなる果樹や、庭を飾る庭園樹など様々な樹木が植えられ、人々はカイニョを単なる防風林と位置づけず、積極的に生活に取り込んでいました。





「高(土地)は売ってもカイニョは売るな」

砺波平野に伝わる言い伝えです。
立派なカイニョを持っていることを誇りにして、先祖代代のカイニョを大切に守り育てようという意味です。
昔は、カイニョの大きさで家柄を示しました。

また、砺波平野にはカイニョに関係した方言(富山弁)がたくさんあります。
ここではその一部を紹介します。

また、従来富山県ではイリモヤ(入母屋)と呼ばれる屋根の形が一般的でしたが、 砺波平野では風が非常に強く、屋根が吹き飛ばされてしまうため、アズマダチという屋根の形が主流になりました。

<アズマダチ>